仕組みづくりから組織を変える|松陽産業株式会社様インタビュー

大阪府を拠点とする金属加工メーカー・松陽産業株式会社。約150名の社員とともに製造業の現場を支える同社では、顧問弁護士として労務・人事制度の整備やハラスメント対策、コンプライアンス体制の構築をサポートしています。今回は、代表取締役と副部長のお二人に、顧問契約に至った経緯や、取り組みを通じて生まれた変化についてお話を伺いました。

企業名:松陽産業株式会社
業種:金属加工業
従業員規模:約150名
ご契約内容:顧問契約
インタビュー:代表取締役 竹内 和彦様/管理本部 副部長 竹内 慎司様

01|相談前の状況と、吉野モアを選んだ理由

-顧問弁護士をお探しになった背景を教えてください。

代表取締役竹内 和彦様(以下「社長」):昔と違って、今は労務や人事の問題がかなり複雑になってきています。政府の動きも含めて、会社としてもそういう制度や仕組みをきちんと作っていかないといけない時代になってきました。社労士もいるのですが、弁護士という立場からの意見も聞きたいと思ったのが、相談・契約に至った理由です。

-数ある法律事務所の中で、吉野モアを選ばれた決め手は何でしたか?

社長:交流会のような場で吉野先生と知り合う機会がありました。その時に、非常に真摯に向き合ってくれる姿勢を感じたんです。それから、弁護士という堅い枠を外れた親しみやすさもありました。

私が直接いろいろ相談するということもありますが、それだけではなくて、次世代のメンバーが話しやすい、相談しやすい雰囲気を持っておられると感じました。だから、顧問弁護士としてお願いしたという感じです。

吉野先生には、親しみやすさが十分にあって、気楽に相談でき、垣根が低く感じられる存在だと思っています。

02|取り組んできたこと

-実際にどのような取り組みをされてきましたか?

管理本部 副部長竹内 慎司様(以下「副部長」):各事業所に一緒に来ていただいて、勉強会をしてもらっています。「こういうのはダメです」「こういうのはいいです」「これはグレーです」という判断基準を、具体的な事例を使って話してもらえるんです。

社内にはそういう事例や判断基準がなかったので、そこはありがたいです。3年ぐらいやってもらっていますが、最初はハラスメントの基本的なところから始まりました。そこから2年目は少し難しい内容にしていくなど、段階的にレベルアップしています。

ハラスメントの相談窓口設置や、コンプライアンスの取り組みも含めて、社内への浸透は進んでいると感じています。

03|経営者として感じる、顧問弁護士の価値

-日常の経営判断の中で、顧問弁護士の存在を特に頼りにされる場面はありますか?

社長:経営者や取締役の発言は、非常に重いものだと感じています。何気なく答えた一言が、後から会社としての判断として受け取られることがある。「あれは間違いでした」と言えない場面が出てくるんです。

特に労務関係は、お金と人が絡みますから、慎重にならざるを得ません。だからこそ、弁護士という立場から「これは大丈夫」「ここだけ注意してください」と素早く判断してもらえると、経営者としては本当に助かります。安心して次の判断に進めるんです。

04|会社に起きた変化

-関わっていただいて、会社にどんな変化がありましたか?

社長:これまでは、仕組みを作らなくても何とかなっていた時代でした。でも今は若い方も入ってきますし、会社を良い意味でまとめていくには、仕組みが絶対に必要です。言い換えると、判断する基準が必要だということです。

今は、ゼロだったものがゼロイチに切り替わろうとしているところだと思っています。ゼロからイチにするのは大変ですが、イチになれば、それが十になったり二十になったりするのは意外と早いと思っています。

ハラスメントや労務問題に対する意識改革は、間違いなく変わってきていると感じています。以前だったら、強く叱って終わりだったような場面でも、今は社員の中にも「これはハラスメントではないか」という意識が出てきています。上司側も、後から謝るようなことが出てきました。昔なら、そんなことはなかったと思います。

-現場レベルでの変化はいかがでしょうか?

副部長:社員の中に、法律に対する危機意識が芽生えてきたと感じています。「これ、危ないんじゃないか」「これはどうなんだろう」と考えるようになってきたことは、吉野先生に入っていただいて良かったことだと思います。

社長: まだ本当に理解しているのは2〜3割程度の人間だとも思っていますが、これは言い続けるしかないと思っています。

05|他との違い、そして今後への期待

-他の法律事務所との違いを感じることはありますか?

社長:普通、弁護士に相談するというと、相談したことに対して答えをもらう関係が多いと思います。「先生、こういう時はどうですか」「それはこうです」「ありがとうございました」という感じです。相談ごとは解決してもらえるんですが、それで終わることが多い。

でも、吉野先生の場合は、相談に答えるだけではありません。問題を起こさない組織づくりを、同じ目線で一緒に考えてくれていますうちの会社に欠けているものを一緒に見つけてくれて、一緒に解決してくれている感じがあります。

会社の課題解決に一緒に参画してくれている——そこが、吉野モア法律事務所の一番良いところだと思います。

副部長:他の企業さんと話す時にも、吉野先生については、単なる弁護士業務というよりも、社内のビジョンや構造を一緒に考えてもらっている、という説明をしたことがあります。

-今後、吉野モアに期待していることを教えてください。

社長:これからも、垣根の低い法律事務所であってほしいです。「こんなことを相談していいのかな」と思う経営者もいると思いますが、気楽に、気さくに相談に乗ってもらえる存在であり続けてほしいです。また、経営者や次世代メンバーが法律のことを広く知るための勉強会やセミナーも、定期的にあるとありがたいです。「最近こういうことに注意が必要です」というような内容を聞ける機会が継続的にあると、とても助かります。

副部長:以前、次世代向けの取り組みをしてもらったことがありましたが、あれは面白かったと思っています。教育面での広がりや、次世代メンバー向けの学びの機会も、今後あるとよいと思います。

竹内 和彦様、竹内 慎司様、この度はインタビューにご協力いただき誠にありがとうございました。

【企業情報】
企業名:松陽産業株式会社
所在地:大阪府大阪市中央区本町二丁目1番6号 堺筋本町センタービル16階
事業内容:パンチングメタル、交通機関システム・自動車用部材、複合材パネル、遮音・吸音パネル、建築・土木関連部材ほか
HP:https://www.shoyo-sangyo.co.jp/

顧問契約や裁判所のお世話にならない組織作りのご相談は、ぜひ吉野モア法律事務所までお問い合わせください。